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お葬儀の豆知識

2023/06/04

ご香典を郵送する時の注意点やマナーとは?不祝儀袋の整え方や同封する手紙の文例を解説

ご香典を郵送する時の注意点やマナーとは?不祝儀袋の整え方や同封する手紙の文例を解説
・ご香典を郵送するには、どうしたらいい?
・ご香典を郵送するマナーや注意点は?
・ご香典を郵送する時に添える手紙の文例は?

突然の訃報で通夜や葬儀に参列できない時、ご香典を郵送することができます。
現金を包むご香典は通常との同じく、不祝儀袋に包んで現金書留で送りましょう

本記事を読むことで、ご香典を郵送する方法や注意点が分かります。
後半にはご香典を郵送する時に同封する、手紙の一文もご紹介しますので、どうぞ最後までお読みください。
 

ご香典は郵送できるの?

ご香典は郵送できるの?
◇葬儀に参列できない時、ご香典の郵送も可能です

葬儀に参列できない時、ご香典辞退がない限り郵送はマナー違反にはなりません
供花や供物と同じく、ご遺族に弔意を伝える方法のひとつです。
 

<ご香典を郵送する注意点>
ただしご香典は現金を包みますので、第十七条の法律により、現金書留で送らなければなりません。

 
仮に通常郵便でご香典を郵送した場合、見つかった時には30万円以下の罰金が科せられますので、ご香典の郵送は現金書留で送りましょう。
 

[現金の郵送に関する法律]
・e-GOV法令検索「現金及び貴重品の差し出し方|第17条
・日本郵便株式会社「内国郵便約款

 

ご香典辞退があれば、郵送は避ける

◇ご遺族からご香典辞退の申し出があれば、郵送は避けます

通夜や葬儀の御案内や訃報で、ご遺族からご香典辞退の申し出があれば、ご遺族の意向に添い、香典の郵送は避けましょう。
 

<ご香典辞退とは>
●ご遺族が「香典を受け取りません」と宣言をすることです。
・供物や供花を送る
・弔電やお手紙を送る

 
ご香典だけではなく供物や供花の辞退も記載されていたら、ご遺族の意向に沿い、供物や供花の郵送も避けて、弔電やお手紙のみで弔意を伝えると良いでしょう。

ご遺族はご香典辞退をすることで、ご香典返しの手間暇を省くことができます。
特に家族葬や一日葬など、規模の小さな葬儀が増えたことで登場した、新しい葬儀のスタイルです。
 

 

ご香典を郵送する方法とは?

ご香典を郵送する方法とは?
◇ご香典は不祝儀袋に整えて、現金書留で送ります

ご香典を郵送する方法は現金書留ですが、通常の参列と同じように、不祝儀袋に現金を包んで送るのがマナーです。
 

<ご香典の郵送方法>
●不祝儀袋に現金を包む
[水引き]白×黒の結び切り
[表書き]ご香典、ご霊前(四十九日まで)
[お札]新札を一回折り曲げる

●ご香典を郵送する
[手紙]一筆箋を添える
[現金書留封筒]大きいサイズ
[送り方]欄に沿って下記、割り印を押す

 
現金書留封筒は、不祝儀袋が入る大きいサイズを購入します。
ご香典のみを郵送するのはぶしつけですから、一筆箋でお悔みの言葉を添えると良いでしょう。

現金書留は住所や名前を書いた後、封を締めたら割り印を3箇所に押します。
割り印は印鑑がない場合、サインでも問題はありません。
 

 

ご香典の入れ方

◇現金書留封筒の表と、不祝儀袋の表が同じ向きに入れます

ご香典のお札はお祝儀とは違い、新札で入れません。
とは言え、ぐしゃぐしゃな状態では失礼にあたるため、新札をひと折りして入れる人が多いでしょう。

ご香典を郵送する際には、下記のように向きを揃えて入れてください。
 

<ご香典の入れ方>
[不祝儀袋へ入れる]
・中袋の封側…お札の表向き、お顔が下
・上包みの表…中袋の表
・上包みの重ね方…上から下へ折り下げ

[現金書留封筒に入れる]
・現金書留封筒の封側…不祝儀袋の裏側
・上下は一緒

 
沖縄のご香典は千円から相場ですが、郵送するなら友人知人でも約3千円~5千円以上は送ると良いでしょう。

ただし沖縄では不幸が重ならないよう、「あまり(お札を)重ねない」とするため、5千円であれば5千円札の方が丁寧です。
とは言え、現代では千円札3枚、5枚を包んでも問題はありません。
 

 

ご香典の郵送にはどれくらい掛かる?

◇ご香典を現金書留で郵送する場合、基本料金+435円が目安です

ご香典を現金書留で郵送するには、郵便局でまず、大きいサイズの現金書留封筒を購入します。

現金書留封筒は21円ですが、現金書留郵便は送る金額で違いますので、確認をしてください。
 

<香典の現金書留郵送に掛かる費用>
[現金書留封筒]
・大きいサイズ…21円

[現金書留の基本料金]
・1万円以内…定型郵便の基本料金+435円
・さらに5千円ごと…定型郵便の基本料金+435円+10円

 
知人友人がご香典を郵送するなら、一般的に香典目安は約5千円~1万円ほどですので、現金書留封筒21円+定型郵便の基本料金+435円となるでしょう。

その後は50万円までを上限とし、5千円ごとに10円の郵送料が加算されます。
ちなみに損害要賠償額は1万円までです。
 

[参考]
・郵便局「書留

 

ご香典はどこに郵送する?

ご香典はどこに郵送する?
◇ご香典の郵送先は、タイミングによって異なります

突然の訃報を知り、通夜や葬儀に間に合うタイミングでご香典を郵送する他、葬儀を済ませた挨拶状などにより、通夜や葬儀後のケースも増えました。
 

<ご香典はどこに郵送する?>
・通夜や葬儀会場へ直接送る
・ご遺族のご自宅へ送る

 
いずれにしても現金書留でご香典を郵送する時には、受け取りが必要です。
ご香典を郵送するまえに、葬儀会場やご自宅へ連絡をして、受け取りをしてもらうよう、確認を取ると良いでしょう。
 

葬儀会場へ直接送る

◇ご香典は葬儀に間に合うなら葬儀会場へ郵送します

ご香典を郵送する時には供花や供物と同じく、通夜や葬儀に間に合うようであれば、葬儀の案内状に記載されている、葬儀会場に直接送ります。
 

<葬儀会場へご香典を郵送する注意点>
[葬儀会場に確認]
・ご香典の郵送に対応しているか
・いつまでに郵送すると良いか

[葬儀会場の宛先]
「葬儀会場+喪家+喪主」
(例) ○○斎場 ○○家 ○○○○様

「喪家+ご遺族」
(例) ○○家 ○○○○様

 
ご香典を郵送する前に、葬儀会場へ連絡をしてご香典の受け取りの可否や対応について確認しておくと安心です。
なかにはご香典の郵送に対応しない葬儀会場もありますので注意をしてください。
 

ご自宅へ送る

◇葬儀に間に合わない時には、ご自宅へご香典の郵送も可能です

ただしご遺族は葬儀後、各種手続きや初七日、四十九日法要の準備などで慌ただしい日々を送っています。
現金書留はご家族の受け取りが必要なので、予め確認を取ると良いでしょう。
 

<ご自宅へご香典を郵送する注意点>
[ご遺族に確認]
・ご香典を郵送した旨を報告

[送るタイミング]
・葬儀後、数日~7日間ほど

 
ご遺族はご香典を受け取ると、忌明けの四十九日法要後を目安に、ご香典金額の1/3~1/2の金額を目安に、ご香典返しを送ります。

葬儀後にご香典を郵送するならば、ご遺族がご香典返しの手配をするのに間に合うよう、7日間ほどには届くように送りましょう。
 

 

ご香典の郵送に手紙は添える?

ご香典を郵送する際は、現金書留で手紙を添えます
◇ご香典を郵送するなら、一筆箋でも手紙を添えると丁寧です

ご香典を郵送する際、一筆箋でもお悔みの言葉を添えて送ります。
通夜や葬儀で用意するご香典は、「涙で薄くなった」ために薄墨を使いますが、添える手紙は黒インクでも構いません。
 

<ご香典の郵送で添える手紙のマナー>
・縦書きの手紙を添える
・一枚にまとめる
・時候や結語はいらない
・封筒は厚手白封筒の一重
・ボールペンは避ける
・忌み言葉を避ける

 
以上のことが押さえられていれば、失礼にはならないでしょう。
封筒が厚手の白封筒、二重ではなく一重にするのは、下記の理由です。
 

・一重…不幸が重ならない
・厚手の白封筒…文字が表から透けない

 
葬儀に参列する際、ご香典をお渡しする時に添える言葉と同様に、書く内容は簡潔にお悔みの言葉を伝えます。
 

 

一筆箋の例文

この度は○○様のご訃報を受け 驚きを隠せずにいます
ご家族様のお悲しみをお察しいたしますとともに お悔みを申し上げます

やむを得ない事情により葬儀に参列できないため ご香典を同封いたしました
ご霊前にお供えいただければと存じます
 

便箋の例文

○○様の突然のご逝去を慎み 謹んでお悔みを申し上げます
○○様と職場にて仲良くさせていただいた○○○○(自分の名前)と申します

本来であれば葬儀に駆け付けるところですが 
どうしても都合がつかず 大変申し訳ございません

ご家族様の悲しみはいかばかりかと拝察しますが
どうぞくれぐれも お力を落とされませんよう ご自愛くださいませ

心ばかりですが ご香典を同封させていただきました
ご霊前にお供えしていただければと存じます
 

 

ご香典を郵送する際は、現金書留で手紙を添えます

ご香典を郵送する際は、現金書留で手紙を添えます
葬儀に参列できない時には、ご香典を現金書留で郵送することもできます。
この他、弔意の伝え方として弔電や供花、供物の郵送もあるでしょう。

ご香典を郵送する際に添える手紙の例文では、「ご霊前にお供えいただければと存じます」としましたが、これは葬儀前や間もない頃に送る場合の例文です。

四十九日を過ぎると故人は成仏し仏様となりますので、「ご霊前」の言葉は使わず、ご香典を同封した旨のみをお伝えください。
 

 

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Point.1

ご葬儀の不安がなくなります

お葬式は地域の風習によってやり方が違います。相談で不安や悩みの解決策が見つかりますので、ご都合のつく時に相談に訪れることをおススメします。

Point.2

葬儀費用がわかります

葬儀費用は相談内容や葬儀社によって変わります。後悔しないために複数の葬儀社でお見積りを取ることをおススメします。

Point.3

ご希望のお葬式ができます

相談される方のご希望のお葬式に添えるように、下準備も含めて事前にご相談ください。

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