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お葬儀の豆知識

2023/04/15

忌み言葉とは?葬儀で避けたい忌み言葉一覧をチェック!言い換えも併せて解説

忌み言葉とは?葬儀で避けたい忌み言葉一覧をチェック!言い換えも併せて解説
・葬儀で避けたい「忌み言葉」とは?
・葬儀の忌み言葉には何があるの?
・葬儀の忌み言葉を置き換えるには?

 
ご遺族に寄り添いお悔みを伝えたい葬儀では、せめて忌み言葉を繰り返さないよう、事前に理解しておきたいですよね。
 
本記事を読むことで、失礼のないお悔みの言葉を選び、ご遺族に寄り添うことができます。葬儀での忌み言葉とともに、言い換える言葉もご紹介していますので、どうぞ最後までお読みください。
 

葬儀の「忌み言葉」とは

葬儀の「忌み言葉」とは
◇葬儀での忌み言葉とは、不幸・不吉を連想させる、ご遺族への配慮に欠いた、避けるべき言葉です
 
葬儀の他、忌み言葉は結婚式など冠婚葬祭で避けるべき言葉であり、結婚式では別れを連想させる言葉、縁起の悪い言葉などがそれに当たります。
 

<葬儀の忌み言葉とは>
・重なる不幸を連想させる言葉
・不吉な言葉
・縁起の悪い言葉
・直接的な表現
・配慮に欠いた言葉
・宗旨宗派による避けたい言葉

 
そもそも葬儀の席ではあまり多くを語らない方が良いでしょう。受付でお悔みの言葉を簡潔に述べて、礼をもって丁寧にお焼香を済ませ、深くお辞儀をすることで、弔意は相手に伝わります。
 

葬儀でのお焼香マナーは、下記コラムをご参照ください。
【沖縄の葬儀マナー】宗派で違うお焼香の仕方とは。押さえる3つのポイント

 

葬儀の忌み言葉、3つの種類とは

葬儀の忌み言葉、3つの種類とは
◇葬儀における忌み言葉は、3つの種類を理解すると覚えやすいです
 
葬儀における忌み言葉は、特に不幸が重ならないよう、不吉な言葉に配慮します。また宗旨宗派によって使用する言葉も変わるため、予め葬儀の宗旨宗派まで確認して予習をすると良いでしょう。
 

<葬儀の忌み言葉、5つの種類>
①重ね言葉…不幸が重ならない
②続き言葉…不幸が続かない
③死を連想する言葉…ご遺族を傷つけない
④不吉な言葉…不幸を予感させない
⑤宗教的にそぐわない言葉

 
また宗旨宗派によって死生観が変わるため、扱う言葉も変化します。葬儀の形式に倣い、宗旨宗派に添った言葉でお悔みを伝えます。詳しくは後述しますので、後半をご参照ください。
 

※葬儀でのお悔みの気持ちは、丁寧なマナーで伝わります。
【沖縄の葬儀マナー】御香典の包み方マナー、持ち歩き方・差し出し方とは?

 

葬儀の忌み言葉①重ね言葉

◇「しばしば」「ますます」などは、不幸が重なる言葉です
 
同じ言葉が繰り返される「重ね言葉」は、不幸が繰り返されるとして忌まれてきました。特に「重ね重ね(かさねがさね)」は「重ね」の一言でも葬儀の忌み言葉です。
 

<葬儀の忌み言葉①重ね言葉>
・重ね重ね 加えて
・ますます よりいっそう
・みるみる 見る間に
・つくづく 心から
・ときどき 時折
・くれぐれも どうぞ
・わざわざ 特別に
・次々と ひっきりなしに
・返す返す 何度考えても
・いよいよ ついに

 
…などに言い換えることができます。
 

葬儀の忌み言葉②続き言葉

◇「再び」「引き続き」などは、不幸が続くことを連想させます
 
不幸が重なる重ね言葉と同様、不幸が続いてしまうとして忌まれる言葉が「続き言葉」です。弔辞などでつい出てしまいがちな続き言葉は「また」、日常でも使用頻度は高いでしょう。
 

<葬儀の忌み言葉②続き言葉>
・続いて 同じく
・再び 改めて
・次に 新たに
・引き続き 今後とも
・何度も 頻繁に
・追って 後ほど
・もっと 一段と
・重ねて 本当に
・また さらに、今一度
・繰り返し しきりに

 
喪主挨拶ではつい、「引き続きよろしくお願いいたします。」と挨拶を締めてしまいそうになりますが、「引き続き」が不幸が重なる続き言葉になりますから、「今後とも、よろしくお願いいたします。」などへ言い換えます。
 

葬儀の忌み言葉③死を連想する言葉

◇葬儀の忌み言葉では、死を連想する言葉・直接的な表現を避けてください
 
ご遺族を傷付けないことが、葬儀で忌み言葉を避ける最大の役割です。特に死を連想させる直接的な表現は、故人との別れの場を連想しがちですので避け、言い換えるように配慮します。
 

<葬儀の忌み言葉③死を連想する言葉>
・死ぬ(死亡) 逝去(せいきょ)
・急死 突然のこと
・生きていた お元気な時

 
「生きていた」も忌み言葉のひとつです。「生きている時」や「生存中」なども直接的な表現として忌まれます。「お元気な時」以外には「ご生前」とも言いかえることができるでしょう。
 

葬儀の忌み言葉④不吉な言葉

◇「大変」「消える」など、不幸を連想させる不吉な言葉も避けます
 
故人の人生を振り返った時、「苦労の多い大変な人生を乗り越えてきました」などの言葉を使いがちですが、「苦労」も「大変」も、葬儀の忌み言葉です。
 
不吉な葬儀の忌み言葉として代表的なものは「四(死)・九(苦)」があるでしょう。
 

<葬儀の忌み言葉④不吉な言葉>
・四(死) 逝去(せいきょ)
・九(苦) 突然のこと
・大変な お元気な時
・苦労の多い 努力、尽力
・忙しい 多用
・辛苦 楽ではない

 
また言い換えが難しく極力避ける葬儀での忌み言葉には、「浮かばれない」「消える」「落ちる」などの言葉があります。
 

葬儀での忌み言葉⑤宗旨宗派

◇葬儀には主に仏式・神式・キリスト教式があり、それぞれの死生観に基づいた言葉を使います
 
仏教では人が死ぬと冥土の道を辿り四十九日にして成仏しますが(浄土真宗以外)、キリスト教式では神様の元へ召されますよね。それぞれに死生観が異なるため、葬儀の形式に配慮した言葉遣いが大切です。
 

<葬儀の忌み言葉⑤宗旨宗派>
①仏式…死後の世界「冥土」を歩み成仏する 
・浮かばれない ご冥福
・迷う お悔み
②神式…死者の御霊は神として祀る
・冥福 安らか
・往生 平安
・あの世 旅立ち
③キリスト教式…神の元に召される
・お悔み 安らか
・往生 平安
・あの世 旅立ち

 
ただし浄土真宗は他の仏教宗派と違い、人が亡くなるとすぐに阿弥陀如来の他力本願により、成仏するため「ご冥福」などの言葉は使用しません。浄土真宗では「ご冥福をお祈りします」などのお悔みは述べず、「お悔み申し上げます」で良いでしょう。
 

葬儀の会話で配慮することとは

葬儀の会話で配慮することとは
◇葬儀の席では長話をせず、お悔みの言葉は簡潔に済ませます
 
葬儀で忌み言葉をあまり使わずに済むこともありますが、何よりも参列客が集まる葬儀の席で、ご遺族と長話が進むのはご遺族の負担になります。
 

<葬儀の忌み言葉:配慮すること>
・長話をしない
・故人の死因などを尋ねない
・お悔みの言葉は簡潔に終える

 
大切な家族を失ったショックのなかにいるため、「早く元気を出して」など、参列者にとっては励ましの言葉でも、ご遺族にとってはキツく感じる言葉もあるでしょう。
 
ご遺族に寄り添う言葉を心掛けるとともに、葬儀当日の会話は簡潔に済ませます
 

※沖縄では新聞の訃報欄で知人友人の訃報を知ることもあります、詳しくは下記コラムをご参照ください。
【沖縄の葬儀マナー】訃報欄で発見!初めて沖縄の葬儀に参列する5つの事柄

 

葬儀では忌み言葉に配慮しましょう

葬儀では忌み言葉に配慮しましょう
葬儀の他にも忌み言葉は結婚式など、冠婚葬祭の全般で配慮すべき言葉ですが、特に葬儀の席では忌み言葉の理解がないと、思った以上にご遺族を傷付けてしまいます。
 
一般参列ではご遺族と話す機会も少ないですが、家族葬などではご遺族と近い距離感となり、お悔みの言葉だけではなく会話も多くなりがちです。
 
葬儀へ参列する前に本記事を参考にして、葬儀での忌み言葉を理解すると良いでしょう。
 

※お通夜や葬儀に参列できない時は、後日自宅へ弔問する方法もあります。詳しくは下記コラムをご参照ください。
弔問とは?参列や会葬とは違う?香典は必要?金額や服装・持ち物マナーを解説

 

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Point.2

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葬儀費用は相談内容や葬儀社によって変わります。後悔しないために複数の葬儀社でお見積りを取ることをおススメします。

Point.3

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