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お葬儀の豆知識

2022/08/03

【沖縄での葬儀の種類】家族葬とは?費用目安と選ばれる3つの理由

【沖縄での葬儀の種類】家族葬とは?費用目安と選ばれる3つの理由
大規模な一般葬が定番だった沖縄の葬儀も、最近では家族葬を選ぶ人が目立つようになりましたよね。

特に2020年のコロナ襲来以降は人数を限定した、小規模な葬儀スタイルが急増しています。

とは言え、この沖縄でも増える葬儀スタイルである「家族葬」は、約20年前程から広まり始めた、全国的にもまだ新しい葬送の形です。

今回は、沖縄の葬儀で今、家族葬が選ばれる3つの理由を、費用相場とともに解説します。
 

【沖縄での葬儀の種類】家族葬とは?
費用目安と選ばれる3つの理由

今、沖縄の葬儀で選ばれる家族葬とは?

今、沖縄の葬儀で選ばれる家族葬とは?
今、沖縄の葬儀で選ばれている「家族葬」とは、実はまだ新しい形の葬儀スタイルで、約20年程前から広まり始めました。
そのためハッキリとした定義は決まっているわけではありません。

また沖縄では葬儀スタイルとして「家族葬」と呼ばれていますが、必ずしも家族や身内のみで行う葬儀と言う訳ではなく、沖縄では一般的に小規模な葬儀全般を、家族葬と言う傾向にあります。

…では「小規模な葬儀」とは、どれほどの規模を差すのでしょうか?
前述したように決まり事はありませんが、広くは下記のような規模です。
 

<沖縄の葬儀☆家族葬の規模>

[参列者の人数]10人以下~50人以下
[訃報の知らせ方]案内状など

 
昔ながらの沖縄の葬儀では、家族葬とは違い100人以上の参列者も想定できるような、大規模なものが定番でした。

そのためご遺族は新聞のお悔み欄に故人の訃報とともに、葬儀日程や場所を掲載する流れが一般的です。
(関係者や知り合いは、このお悔み欄で確認をして葬儀に参列します。)

けれども近年沖縄の葬儀で増えた「家族葬」では人数が限定されているため、案内状や電話で参列して欲しい人へ知らせる流れが多いでしょう。
 

沖縄の葬儀で家族葬が広がる背景

…では、沖縄の葬儀で家族葬が選ばれるようになったのは、どのような背景があるのでしょうか。
 

<沖縄の葬儀☆家族葬が増えた背景>

●少子高齢化問題の深刻化と、平均寿命が伸びたことで、ご遺族や喪主の高齢化が進んでいる事が原因のひとつです。

 
ご遺族や喪主が高齢者になり、経済的な事柄ばかりではなく、年齢的にも体力的にも、沖縄の葬儀では「家族葬が楽」として選ばれる事例が増えました。
 

沖縄の葬儀で家族葬が向いている人

とは言え、沖縄の葬儀で家族葬を選ぶ事例のなかには、葬儀後に「参列したかったのに教えてくれなかった!」と言われてトラブルが起きたものもありました。

またご遺族のストレスを軽減するために沖縄の葬儀で家族葬を選んだのに、葬儀後に弔問客がひっきりなしに訪れて疲弊した…、などの声も聞こえます。
 

<沖縄の葬儀☆家族葬が向いている人>

・地域の繋がりが薄い
故人が高齢で参列者が少ない
・予算を抑えた葬儀がしたい(※条件付き)

 
沖縄の葬儀のなかで家族葬は、親しい友人や親族に囲まれて執り行われる事が多いです。
その一方で親しい友人や近しい親族以外は、基本的に参列をお断りしているものが多いでしょう。

そして葬儀を終えた後、故人の訃報とともに身内のみで葬儀を済ませた旨を記した挨拶状を送る流れが多いです。

(※)そして沖縄で葬儀に家族葬を選ぶ人々のなかには、予算を抑えることを目的としたご遺族も多いのですが、家族葬であっても葬儀スタイルによって費用は高くなるので、ご注意ください。
 

費用相場で選ぶ沖縄の葬儀は、下記に詳しいです。
【沖縄の葬儀費用】家族葬や一般葬、規模や種類で違う5つの相場

 

今、沖縄の葬儀で家族葬を選ぶ3つの理由

今、沖縄の葬儀で家族葬を選ぶ3つの理由
このようなことを踏まえて、今の沖縄の葬儀で家族葬が特に選ばれるのには、下記3つの理由があります。

もちろんコロナ禍による影響も大きいのですが、2020年のコロナ襲来以前から、沖縄でも全国的にも、葬儀に家族葬を選ぶ人々は年々増えていました。
そのため今回は、コロナ禍による影響を省いてお伝えします。
 

<沖縄の葬儀☆家族葬を選ぶ3つの理由>

(1)規模の小さい葬儀がしたい
(2)気の置けない、身内のみの葬儀がしたい
(3)費用を効率的に使いたい

 
前項でもお伝えしたように、沖縄の葬儀では家族葬を費用面で選ぶご遺族も少なくありません。

けれども単純に費用面だけで葬儀スタイルを選ぶのであれば、お通夜をせず一日で済ませる一日葬や、火葬場で供養を行う直葬などもあるでしょう。

沖縄の葬儀で家族葬を選ぶ傾向として「心を込めて葬送するために、効果的に費用を使いたい」とするご遺族が多いです。
 
※ちなみにコロナ禍の影響による葬儀傾向の推移については下記に詳しいです。
【沖縄での葬儀】事前に決める3つの事柄と、比較する3つのポイント
 

(1)規模の小さい葬儀がしたい

前述したように沖縄の葬儀では家族葬にハッキリとした決まり事はありませんが、100人以上の参列者も珍しくはない、一般葬が多い沖縄で、敢えて葬儀に家族葬を選ぶご遺族の多くは、通常の参列者を対象外とする選択が目立ちます。

そのため沖縄の葬儀のなかでも家族葬の場合、生前に特に故人と仲が良かった人、そして近しい親族のみが参列するものが一般的でしょう。
 

<沖縄の葬儀(1)規模の小さい葬儀>

・新聞のお悔み欄に掲載しない
・参列して欲しい人のみに案内状を出す
・葬儀会場を小さくする

 
…などなどが特徴的です。

気の置けない人々が参列するカジュアルな葬儀になるため、集まったみなで棺を囲い、思い思いに思い出話をする様子も見受けます。

また自宅葬や自宅のようなコンパクトな葬儀場で、それぞれがゆったりとしたスペースで、故人との最期の時を過ごすものが多いです。
 

(2)気の置けない、身内のみの葬儀がしたい

沖縄で定番の一般葬では、家族葬のように参列者が故人との最期の時間を、ゆったりと過ごすことはほとんどありません。

100人以上の規模の大きな葬儀になると参列者は多いものの、順番に列をなし順番が来たらお焼香をして帰るのみです。

その代わり、沖縄の法要では四十九日前のナンカスーコー(週忌法要)を丁寧に行い、頻繁に法要に訪れる参列者も見受けます。

けれども、ナンカスーコーを繰り上げる(四十九日まで行わない)場合であれば、沖縄の葬儀でも家族葬が選ばれやすい傾向です。
 

<沖縄の葬儀(2)身内のみの葬儀>

故人との最期の時を大切にしたい
参列者の対応に追われず、ゆっくり過ごしたい
ナンカスーコー(週忌法要)を繰り上げる(※)

 
※ただし初七日やナンカスーコー(週忌法要)を繰り上げる場合は、「他の法要がないからこそ」多くの人々が参列できるよう、大規模な一般葬を選ぶご遺族もあります。

これは故人の交友関係がどれほど広いかによって判断すると良いでしょう。

ただ一点言えることは、沖縄の葬儀で家族葬を選ぶことにより、身内だけになるので、ご遺族や喪主としては参列者への応対が緩和されます。
 

(3)費用を効率的に使いたい

沖縄の葬儀では家族葬を選んだからと言って、必ずしも全ての一般葬と比べて格安になる訳ではありません。

けれども沖縄の葬儀で家族葬を選ぶ場合、参列者を選び小規模で執り行うことを目的とするため、結果的に葬儀費用が安くなる傾向はあります。

ただ人数も少ない規模の小さな家族葬は、喪主やご遺族にとって費用用途が見えやすい点がメリットです。
 

<沖縄の葬儀(3)予算が効率的>

・見積もりの内訳が見えやすい
・見積もり金額と請求金額の差変が生じにくい
・参加者が決まっている予算立てをしやすい

 
などなどの予算面でのメリットがあります。

特に近年増えた御香典を辞退する代わりに返礼品や御香典返しを準備しない「ご香典辞退」の選択肢では、人数も限定した家族葬は安心でしょう。

また沖縄の葬儀で家族葬を選ぶ事例では、参列者の御香典を指定する「会員制」とする事例もありました。

(特に読経供養を行わず、ホテルなどでカジュアルに行う無宗教葬などに多い事例です。)
 

沖縄の葬儀で家族葬を選ぶメリット

沖縄の葬儀で家族葬を選ぶメリット
以上の事柄を踏まえて、沖縄の葬儀で家族葬を選んだ場合のメリットを簡単にまとめると、下記のようなものが大きいでしょう。
 

<沖縄の葬儀☆家族葬を選ぶメリット>

・故人との最期の別れを大切にできる
参列者への対応軽減
・参列者の人数・費用が明確になりやすい

 
沖縄の葬儀では一般葬に比べ家族葬によって、参列者の人数を制限できることが最大のメリットです。

・喪主やご遺族の精神的ショックが大きい
・故人との最期の時間をゆっくり過ごしたい

参列者への対応が緩和されることにより、喪主やご遺族はショックのなかで、ムリをする必要も軽減されます。

近年の沖縄では葬儀に家族葬を選ぶことで、大切な身内を亡くしたショックの真っただ中にいる喪主やご遺族の精神的ストレスを守る、緩和する目的も多いです。
 

沖縄の葬儀で家族葬を選ぶデメリット

一方、前述したように葬儀後に弔問客がひっきりなしに訪れたり、遠い親族からクレームをいただく事例があることも否めません。

そこで沖縄の葬儀で家族葬を選ぶデメリットを簡単にまとめたものは以下になります。
 

<沖縄の葬儀☆家族葬を選ぶデメリット>

葬儀終了後、御不幸を知った人への配慮
親族から理解が得られない可能性がある
・一般葬より費用が高くなる可能性もある

 
家族葬を行う条件として、葬儀終了後に御不幸を知った人々への配慮が必要です。

沖縄の葬儀で家族葬を選ぶと、関係が深い方のみでの葬送が実現する一方、参加できなかった人々へは配慮をしなければなりません。
そのため葬儀後には挨拶状(ご案内)を出す流れが一般的です。
 

<沖縄の葬儀☆家族葬後のご挨拶>

●挨拶状(ご案内)
・葬儀は家族で済ませたこと
・弔問や香典はご遠慮すること

 
…以上を挨拶状で伝えておくと先方にも理解が得られやすく、後々トラブルになりにくいでしょう。
 

葬儀費用の負担に注意

沖縄の葬儀で家族葬を選ぶ場合、規模が小さいことから葬儀費用は一般葬よりも安くなる傾向があります。

けれども御香典もその分少なくなること、葬儀の希望によっては割高になることから、実質的な負担が高くならないよう、注意は必要です。
 

<沖縄の葬儀☆実質的負担に注意>

・一般的な参列者からの香典による収入がない
・家族葬にもさまざまなスタイルオプションがある

 
そのため一般葬に比べて実質的な負担額が大きくなってしまう事があります。
このような、葬儀費用の負担を軽減するためにも対策を取る必要があるでしょう。
 

<沖縄の葬儀☆対策案>
・葬儀社に葬儀予算を最初に伝える

●予想より負担額が高かった場合
・参列者の人数を少なくする
・供花や供物を少なくする

 
…などなどです。
最初の葬儀社との打ち合わせで、素直に葬儀の予算額を伝えて相談をする方法が最も得策でしょう。
 

最後に

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の葬儀で家族葬が増えたことについてお伝えしてきましたが、この傾向は全国的にも同じと言えます。

規模の小さな葬儀では葬儀費用が抑えられる傾向にはありますが、家族葬を選んだご遺族の理由を聞くと、高齢化による人間関係の希薄さが大きくあるようです。

子どもが遠く離れて独立していた場合、故人の人間関係や地域を把握しきれずに「参列者への対応に困る」として家族葬を選ぶ体験談もありました。

この他、沖縄では寺院との関係性も薄く、菩提寺を持たない家も多いため、宗教的に自由な面も選ばれる背景にあるでしょう。

音楽葬
・(読経供養を行わない)自由葬
・花葬

…などなど、沖縄の葬儀では家族葬のなかでも喪主やご遺族の要望に合わせたさまざまなスタイルを見受けます。

後々まで納得できる、故人との最期の時を家族葬で過ごしてみてはいかがでしょうか。
 
 

まとめ

家族葬が選ばれる3つの理由とは

(1)規模の小さい葬儀がしたい
(2)気の置けない、身内のみの葬儀がしたい
(3)費用を効率的に使いたい

お葬式っていざどうすればいいの?
いくらかかる?

創業50年の経験を活かし、
お葬式の不安・疑問に
お答えします

Point.1

ご葬儀の不安がなくなります

お葬式は地域の風習によってやり方が違います。相談で不安や悩みの解決策が見つかりますので、ご都合のつく時に相談に訪れることをおススメします。

Point.2

葬儀費用がわかります

葬儀費用は相談内容や葬儀社によって変わります。後悔しないために複数の葬儀社でお見積りを取ることをおススメします。

Point.3

ご希望のお葬式ができます

相談される方のご希望のお葬式に添えるように、下準備も含めて事前にご相談ください。

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