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お葬儀の豆知識

2025/12/03

冬場の葬儀で気をつけたいこと|慌ただしい年末に起こりやすいトラブルと対策

一年の締めくくりの12月。多くの家庭や職場では忙しさがピークを迎える頃でしょう。行政や金融機関は年末年始で営業日が変則になるうえ、火葬場が混雑するなど、葬儀が予定通りに進まないケースも増えます。

温暖な気候で知られる沖縄でも「冬場は訃報が増える」といわれ、実際に火葬場の予約が取りづらくなることがあるほどです。今回は、年末〜冬場の葬儀で起きやすい問題と、その対策をわかりやすくまとめました。

年末は葬儀が増える?冬場にトラブルが起きやすい理由

冬になると、全国的に亡くなる方が増える傾向にあります。これは、気温が下がることで心疾患・肺炎などが増え、体力を消耗しやすくなるためです。沖縄でも、気温差が激しい年などは、“急に寒くなった日に訃報が重なる”ことも少なくありません。

しかし、年末は行事や仕事が重なり、家族が動きづらいタイミングでもあるため、対応が遅れがちになります。

<想定される主なトラブル

  • 火葬場・斎場の予約が埋まりやすい
  • 役所の通常窓口が閉まっており、火葬許可証の発行に時間がかかる
  • 親族の集まりが悪く日程調整が難しい
  • 年末の帰省ラッシュで県外親族の移動が困難

このように冬場・年末の葬儀は、平常時よりも「段取りの早さ」が求められるので注意してください。

火葬場・斎場・葬儀社の混雑状況と「早めの段取り」

冬場の火葬場は予約が取りづらく、年末になると“混雑のピーク”を迎えることもしばしばあります。

◇沖縄の火葬場事情(冬場の特徴)

  • 那覇市・豊見城市・沖縄市など人口が多い市町村は予約が集中しやすい
  • 年末の12/28〜12/31は例年、斎場が取りにくい
  • 火葬場が埋まると、通夜・葬儀の日程もすべて後ろ倒しになる
  • 家族葬でも空きがなければ、日程は動かせない

特に年末年始は、斎場のスケジュールと帰省する親族の移動なども重なり混乱しやすくなる場合も少なくないので注意が必要です。

対策:最優先は火葬場の確保

年末年始は “まず火葬場の空きを確保することが最優先” といわれるほど、日程調整が難しくなります。もしこの時期に訃報があった場合、葬儀社へ連絡した際には、まず次の点を確認しましょう。

  • 最短で火葬の空きはいつか?
  • 年末の予約状況はどうか?

火葬場の予定が抑えられれば、通夜・葬儀・納骨の全スケジュールを逆算して決められます。

役所手続きの注意点(開庁日/年末年始の例外対応)

死亡届は、亡くなった日から7日以内に提出する必要があります。しかし、年末年始は基本的に役所の窓口が閉まっているため注意が必要です。

◇年末の役所は混雑しやすい

12月28日頃は、住民票・保険証返却などあらゆる窓口が混むため、死亡届の提出にも時間がかかることがあります。

◇役所が閉まっていても提出は可能

沖縄の市町村では、年末年始でも一部窓口(宿直・警備室)で死亡届の受付が可能な場合があります。

  • 火葬許可証の発行は翌営業日
  • 役所が完全に閉まる1/1〜1/3は即日発行が難しい場合がある

ただし、市町村により対応が異なるため、事前の確認が欠かせません。

◇対策:葬儀社に必ず確認

役所の開庁日・受付場所は市町村ごとに違うため、事前に葬儀社へ必ず相談しましょう。

寒い季節の参列者配慮(高齢者・子どもへのケア)

冬場の葬儀では、参列者、とくに高齢者への配慮が欠かせません。

◇沖縄でも冬の夜は冷える

海風が強い地域では体感温度が下がり、通夜の夜に「寒さで体調を崩す」参列者も少なくありません。

主な気配りポイント

  • ストール・カイロの予備を受付で用意
  • 斎場が寒い場合は、ひざ掛けの貸し出し
  • 送迎を増やす(夜間の移動が辛い高齢者のため)
  • 受付周りに温かい飲み物を用意

もし、子どもと一緒に参列する場合は、座敷・控室など、長い式に耐えられる“休憩場所”があると安心です。

年末に葬儀が入った場合の金銭管理・香典返しスケジュール

年末は日常の出費も多く、葬儀費用・お布施・交通費など複数の支払いが重なるため、お金の管理が複雑になりがちです。以下に注意ポイントをあげておきます。

12月の重なる支払いの主な例

  • 葬儀費用
  • お布施
  • 交通費
  • 年末年始の出費
  • ボーナスの調整

支払いと香典の計算が混ざりやすいため、葬儀社の見積もりは必ず「総額」で把握しましょう。

◇香典返しは年始にずれ込むことが多い

年内に返礼品の手配が間に合わない場合、年が明けてからは、寒中見舞いを兼ねて香典返しを送ることがあります。その際は、

「年末の葬儀につき、準備が整い次第心ばかりの品をお送りします」

などの一文を添えると丁寧です。

まとめ|冬の葬儀は「早めの段取り」と「気配り」が鍵

冬場、特に12月〜1月は、火葬場の混雑や役所の閉庁、寒さによる体調不良など、葬儀にまつわるトラブルが起きやすい時期です。

  • 火葬場の予約は最優先
  • 役所の開庁日・手続きは必ず確認
  • 参列者の防寒対策を忘れない
  • 年末は支払い・香典返しの管理を慎重に

慌ただしい季節だからこそ、事前の準備と小さな気配りが、遺族にも参列者にも安心をもたらします。冬場の葬儀に直面した際、この記事を参考に少しでも落ち着いた判断ができるように、事前にポイントを把握しておくだけでも、落ち着いた判断につながります。

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