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お葬儀の豆知識

2023/10/08

喪主が葬儀前後でやることとは?通夜や葬儀当日、葬儀後のやることリスト|注意点も解説

喪主が葬儀前後でやることとは?通夜や葬儀当日、葬儀後のやることリスト|注意点も解説
・喪主が葬儀前後でやることリストはある?
・喪主がやることは家族葬では違う?
・喪主がやることの注意点は?

家族が亡くしたその日から、喪主のやることはご遺体の安置葬儀社との打ち合わせと、慌ただしく通夜や葬儀へと突入します。
葬儀を終えた後も、すぐに初七日や四十九日法要の準備をしなければなりません。

本記事を読むことで、喪主が葬儀前後でやることがリストで分かり、頭の整理がしやすくなります。

喪主が葬儀でやることは?

まとめ:家族葬でも喪主挨拶の例文を確認します
◇「喪主」とは遺族を代表する立場として、葬儀を取り仕切る役割です

「喪主」とは、一般的に故人と最も血縁関係が深い遺族が選ばれます。
ただし喪主の決め方に決まり事はありません。
大切な家族を亡くしたショックが深い場合など、必要があれば遺族や親族で喪主を選ぶこともできるでしょう。

<喪主の葬儀での役割とは>
●喪主は遺族代表
・葬儀の進行
・参列者や僧侶への窓口
・逝去に関する行政手続き

葬儀社と打ち合わせさえ行ったら、葬儀の進行は葬儀社スタッフがサポートしてくれます。

葬儀前の行政手続きもスタッフが代行してくれる葬儀社が多いため、喪主のやることの大きな山は、喪主にとって心強いサポーターである、葬儀社を決めるまででしょう。

 

喪主が葬儀前にやることリスト

喪主が葬儀前にやることリスト
◇家族が亡くなってから喪主を決めた後、葬儀社との打ち合わせがあります

病院でご臨終を受けると、故人は病院の霊安室へ移動しますが、病院の霊安室は一時的な措置であり、状況によって3時間~24時間ほどの間に、安置室や自宅など、いずれかの場所へご遺体は安置しなければなりません。

喪主はその間に葬儀社を決めて、ご遺体の搬送や搬送先を手配し、病院を出る時には担当医師から「死亡診断書」を受け取ります。

<喪主が葬儀前にやることリスト>
[病院内]
・葬儀社を決める
・搬送先を決め、搬送を依頼
・ご遺体の安置
・死亡診断書の受け取り
 
[搬送後]
・ご遺体の安置
・訃報の連絡
●葬儀社との打ち合わせ
・スケジュール
・場所
 
[打ち合わせ後]
・遺影写真の決定
・親族の供花や供物の確認
・喪主挨拶の原稿作成
・喪服の準備
・世話役の手配
(必要があれば)
・お布施、寸志の準備
・弔辞の依頼

 
葬儀社との打ち合わせまで済めば、祭壇セットや枕飾り、僧侶の手配など、必要な備品の準備は葬儀スタッフが進めてくれるでしょう。

またお布施や寸志は、葬儀社への支払いとは別に、現金で包みお渡しする葬儀がほとんどです。

 

「世話役」とは?

◇「世話役」とは、葬儀の手伝いをしてくれる人々です

世話役は一般的に故人や喪主の知人友人や親族などに依頼します。
多くは受付スタッフをお願いしますが、心当たりがいなければ、葬儀社スタッフへ相談をすると良いでしょう。

身内が亡くなると遺族はやることが数多くあるため、「遺族にしかできないこと」を行うよう、葬儀社スタッフや世話役へ雑事を依頼します。

<葬儀にあたり依頼する人>
・(菩提寺があれば)ご住職
・弔辞
・献杯
・世話役(世話役代表)
・(必要があれば)司会者

葬儀進行を務める司会者に見当が付かない場合は、斎場や葬儀社スタッフに相談する方法もあります。
ぜひ○○さんに司会をお願いしたい」と言う場合は依頼をしましょう。

菩提寺がある場合は菩提寺のご住職へ連絡が必要ですが、檀家制度のない沖縄で菩提寺を持つ家はほとんどありません。
心当たりがあるならば、親族に確認を取ると良いでしょう。

 

 

喪主挨拶の準備とは

◇いくつかの喪主挨拶は、事前に原稿を作成します

喪主挨拶には開会式や閉会式など、いくつかのタイミングがありますが、最後に参列者へ感謝を伝える喪主挨拶に関しては、事前に原稿を作成して読み上げると良いでしょう。

僧侶へのお出迎えやお布施のお渡し、参列者や世話役の人々へのお礼の挨拶もありますが、ここでは葬儀中に参列者の方々へ伝える「喪主挨拶」のスピーチにおける基本を解説します。

<喪主挨拶の基本>
[タイミング]
・葬儀の閉会時
 
[ポイント]
・約1分~3分で簡潔に納める
(文字数約800文字~1800文字)
・原稿を読み上げても良い
・ゆっくりと伝える

喪主挨拶は基本的な構文があるので、例文を利用し状況に合わせた変更を加えると良いでしょう。
ごく近しい家族のみで執り行う場合、喪主挨拶を省略する葬儀もあります。

 

[喪主挨拶の例文]
・喪主挨拶に実際に使える例文とは?立場別の文例や喪主挨拶のポイント|家族葬でも必要?

 

火葬には「火葬許可証」が必要

◇「火葬許可証」は死亡診断書の提出により受け取ります

沖縄は葬儀の日の午前中に火葬、午後から葬儀を執り行う「骨葬」が一般的です。
ごく近しい親族のみで火葬に立ち会います。
この際、火葬場には「火葬許可証」を提出しなければなりません。

火葬許可証は死亡診断書の提出により受け取る書類ですので、死亡診断書は早い段階で自治体の窓口に提出します。

<火葬許可証の受け取り>
[場所]
●役所の窓口
・提出できる役場
①故人の本籍地がある役場
②故人のご逝去住所の役場
③申請人住所の役場 等
・火葬(埋葬)許可証の受け取り
・火葬場に火葬許可証の提出

 
死亡診断書は法律では7日以内の提出が義務付けられています。
けれども多くは数日中に火葬を行うため、その前に提出しなければなりません。

ただし委任状を提出すれば代行による提出もできるため、忙しい葬儀前は葬儀社スタッフが窓口に提出してくれるケースが多いでしょう。

火葬はご臨終の診断から24時間経過しなければできないことも注意をしてください。

 

 

喪主が葬儀当日にやることリスト

喪主が葬儀当日にやることリスト
◇葬儀当日、喪主は遺族代表として僧侶や参列者への対応に務めます

葬儀当日に喪主がやることは、遺族代表として僧侶のお出迎え、お見送りをしながら、参列者への対応や喪主挨拶を通して、参列への感謝を伝えることです。

弔辞を依頼している方々は丁重にお迎えし、席をご用意して案内します。
また高齢者や未就学児の参列予定がある場合、洗面所に近い席や控室の準備など、特別な配慮をすると良いでしょう。

<喪主が葬儀当日にやることリスト>
[葬儀会場の確認]
・花輪や供花の配置
・席次(上座・下座)
・焼香の順番
・弔電
 
[司会者と打ち合わせ]
・葬儀スケジュール
・故人の情報
・弔辞の確認
 
[僧侶への対応]
・お出迎え
・ご挨拶
・お布施のお渡し
・お見送り
 
[参列者への対応]
・火葬場へ同行する親族の確認
・参列者へのご挨拶
・喪主挨拶
・(お斎があれば)対応

沖縄では少ないですが規模の小さい家族葬などで、葬儀後に通夜ふるまいや精進落としなどのお食事の席「お斎」を設けた場合には、参列者へ感謝を伝え対応します。

お斎の場を設けた時には僧侶にも参加の可否を伺い、不参加であれば「御前代」として食事のお代金を目安に、約5千円~1万円をお布施とは別に包み、お渡ししましょう。

 

 

 

喪主が葬儀後にやることリスト

喪主や施主のやることの違いは?
◇沖縄では葬儀当日、そのまま納骨する流れが伝統的です

父方の血族「門中(むんちゅう)」で建てられた「門中墓」など、納骨先がある故人は、葬儀後にそのまま納骨式まで執り行う流れが、沖縄では一般的です。

また葬儀を終えた後も、次回法要の準備や手続きなど、喪主のやることは続きます。

<喪主が葬儀後にやることリスト>
[自宅]
・後飾りの設置
・本位牌、仏壇の準備[納骨先]
・(お墓がある)納骨式
・(お墓がない)納骨先の手配
・その他、選択に合わせた準備[葬儀後の対応]
・葬儀費用の支払い
・香典返しの手配[法要]
・初七日の準備
・四十九日法要の準備
(葬儀社と打ち合わせ)
 
[手続き]
・銀行手続き
・相続手続き
・公共料金の手続き
(名義変更など)

初七日や四十九日法要など葬儀後に執り行う法要も、葬儀で依頼した葬儀社に引き続きお願いすることが多いです。

そのため喪主の葬儀後にやることも、多くは法要に向けた葬儀社との打ち合わせになります。

喪主のやることを軽減する

◇現代では繰り上げ法要や香典辞退により、喪主の負担を減らす動きも出ています

遠方に住む親族が増えた近年では、葬儀と一緒に先の初七日や四十九日法要まで済ませる「繰り上げ法要」も多いです。

また全国的に香典の当日返しが増えましたが、もともと香典金額の相場が全国と比べて低い傾向にある沖縄では、そもそも香典返しがない葬儀も少なくありません。

<現代の変化>
●香典
・香典辞退
・香典の当日返し
 
●繰り上げ法要
[先の法要を繰り上げる]
・繰り上げ初七日
・繰り上げ四十九日
 
●納骨先
[お墓のない供養]
・納骨堂
・手元供養
・散骨

 
納骨先は一般的にお墓ですが、近年では納骨堂や自宅で遺骨を供養する「手元供養」などの選択もありますので、それぞれに合わせた準備を四十九日法要を目安に行うと良いでしょう。

まとめ:喪主のやることを軽減し、施主を立てる

まとめ:喪主のやることを軽減し、施主を立てる
身内が亡くなり喪主になると、ご逝去日当日から葬儀社選びやご遺体の搬送先手配など、数日の間に喪主は多くのやることが押し寄せてきます。

それでも突然、大切な身内を失ったショックで動けなかったり、高齢や病気などの事情で、喪主を務めることに不安を感じる人もいるでしょう。

一般的に喪主は故人と最も血縁関係が深い家族が担いますが、決まり事ではありません。

また遺族代表としての喪主の他に、葬儀の進行を取り仕切り、葬儀費用をとりまとめる「施主」を別に立てる方法もあります。
ご遺族にとって無理のない方法を選ぶと良いでしょう。

 

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Point.1

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Point.2

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Point.3

ご希望のお葬式ができます

相談される方のご希望のお葬式に添えるように、下準備も含めて事前にご相談ください。

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