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お葬儀の豆知識

2022/08/05

【沖縄での葬儀】事前に決める3つの事柄と、比較する3つのポイント

【沖縄での葬儀】事前に決める3つの事柄と、比較する3つのポイント
現代の沖縄では葬儀の形も変化してきました。

例えば、昔から一般的な沖縄の葬儀では、新聞のお悔み欄に身内の訃報と葬儀会場、日時を掲載してきましたが、現代の沖縄では規模の小さな葬儀が増え、掲載をしない選択も多い傾向です。

ただ現代の暮らしに合わせて変化した沖縄での葬儀の形ですが、なかには不満を持つ親族もいるなど、メリットもあればデメリットもあるでしょう。

今回は、沖縄で葬儀社選びや打ち合わせを進める前に、家族で決めたい現代沖縄の葬儀、3つのポイントをお伝えします。
 

【沖縄での葬儀】事前に決める3つの事柄と、
比較する3つのポイント

一般葬か家族葬か

一般葬か家族葬か
沖縄の葬儀と言えば、参列者が100名以上の大規模なものですが、昨今の沖縄の葬儀では規模を小さくしたものも増えています。

実は沖縄のみならず、全国的にも葬儀規模の縮小化傾向があり、2022年現在では葬儀全体の55.7%以上が規模の小さな家族葬を執り行うようになりました。
 

<沖縄での葬儀(1)規模の大きさ>

(1)一般葬…参列者50名以上(80名~100名以上)
(2)家族葬…参列者50名以下

 

冒頭でお伝えしたように、沖縄では葬儀を行う際、新聞のお悔み欄に身内の訃報と葬儀場所、日時を掲載することが定例でした。

けれども沖縄の葬儀で家族葬を選ぶ場合、大勢の参列者が集まっては対応ができないため、故人と近しい人々のみに案内状を送る方法が一般的です。
 

全国的にも増える家族葬

前項で沖縄のみならず、全国的にも家族葬の割合が増えたことをお伝えしましたが、その背景には2020年の新型コロナ襲来の影響もあるでしょう。

2020年に新型コロナが猛威を振るう以前から、家族葬の割合は一般葬を追い越す勢いで迫っていましたが、新型コロナ襲来が拍車を掛けました。
家族葬

<沖縄での葬儀、2022年家族葬の割合>
●2020年度
・一般葬…48.9%
・家族葬…40.9%

●2022年度
・一般葬…25.9%
・家族葬…55.7%

 

…このように沖縄ではなくとも、全国的な葬儀の傾向を見ると顕著なのですが、実際にコロナ禍の影響を受けていると分かるデータが下記です。
コロナじゃなかったら

<沖縄での葬儀、コロナ禍ではなかったら>

●コロナ禍ではなかったら、希望する葬儀は?
(1)一般葬
・行いたかった葬儀…44.0%
・実際に行った葬儀…25.9%

(2)家族葬
・行いたかった葬儀…41.1%
・実際に行った葬儀…55.7%

 

…このように希望する葬儀に焦点を当ててアンケート結果を見ると、一般葬を行いたい人々が44%家族葬41.1%と僅差ながら家族葬が2番手で、コロナ以前のデータと似ています。

ただ、それでも沖縄でも全国でも、葬儀の形は一般葬に迫る勢いで家族葬が選ばれていることに代わりはありません。
 
[参考資料]株式会社鎌倉新書「第5回お葬式に関する全国調査(2022年)コロナ禍の葬儀に大きな変化」より
 

※家族葬に関しては下記をご参照ください。
【沖縄での葬儀の種類】家族葬とは?費用目安と選ばれる3つの理由

 

一般葬と家族葬、決め方

沖縄で定番の葬儀は一般葬ですが「家族葬とどちらを選ぶか…」、迷った時の基準となるのは、下記の3点です。
 

<沖縄での葬儀、種類の決め方>

(1)葬儀の規模
(2)地域のつながり
(3)故人の交友関係

 
特に高齢者で周囲やご近所との関係性が薄く、参列者がそもそも少ないと想定される場合に家族葬は適切な沖縄での葬儀の形でしょう。

また、ここで沖縄で葬儀の種類を決める方法として注意をしたいポイント、言い換えると沖縄で勘違いの多いポイントは、葬儀費用です。

●沖縄の葬儀で「家族葬」は、必ずしも費用を抑えた葬儀とは限りません。

例えば沖縄で家族葬の葬儀を行い、御香典を辞退したのなら、御香典分の身入りが少なくなるため、その分最終的には「一般葬とさほど変わらない」「費用が掛かった」などの声もあります。
 

 

ご遺体の搬送先

ご遺体の搬送先
沖縄で葬儀社を決める際、まず決めておきたいポイントが、ご遺体の搬送先です。

故人が亡くなるとご遺体は病院の霊安室に移動して安置されます。

ただこの時間は一般的に数時間~24時間しかないため、この間にご遺族は次なる搬送先を選ばなければなりません。

そこで昔ながらの沖縄の葬儀では、一般的に自宅へ搬送してきました。

・自宅が狭くて充分な安置場所がない
近所の人々に知られたくない

…などなどの事情で、自宅へ搬送することをためらう人も多いのではないでしょうか。
特に分譲マンションなどが増えた現代の住宅事情では、誰もがご遺体を自宅搬送とはなりにくいです。

このような事情から、最近では斎場や葬儀社、火葬場に併設された安置施設を持つ葬儀社も増えました。
 

<沖縄での葬儀(2)ご遺体の搬送先>

(1)自宅
(2)葬儀社の安置施設

 
今も地方の沖縄ではそもそも葬儀を自宅で行う家も少なくありません。
沖縄では葬儀前にご遺体を火葬して、遺骨で葬儀・告別式を進める選択もあるため、必ずしも安置施設を探して安置する…、と言う流れではないでしょう。
 

ご遺体の搬送先を決める2つの注意点

ただ沖縄で葬儀社にお通夜や葬儀まで遺体の安置を依頼する場合、ご遺体の搬送にはいくつかの注意が必要です。

病院から自宅へご遺体を搬送する場合は、取り合えず病院で契約している沖縄の葬儀社に依頼をしても、搬送のみで後の葬儀準備はお断りすることも問題ありません。
 

<沖縄での葬儀、安置施設>

(1)通夜や葬儀まで依頼
…沖縄で葬儀社の安置施設にご遺体を安置してもらう場合、必然的に安置を依頼した沖縄の葬儀社に、そのまま通夜や葬儀まで依頼することになるでしょう。

(2)火葬場の不足に留意
葬儀まで数日掛かる場合には、ご遺体を衛生的に安置するための「棺保管施設」があるかどうかも確認します。

 
実は近年ではコロナ禍の影響により、しばしば火葬場の不足により、葬儀まで数日待たなければならない事態も起きています。

時には1週間と掛かるケースもあるため、この場合はご自宅での安置は難しいですし、沖縄の葬儀社でも衛生的にご遺体を保管できる環境が必要です。
 

参列者へのお返し

参列者へのお返し
沖縄では葬儀の規模の縮小傾向により、参列者への返礼についても変化が起きています。
御香典返しの「当日返し」か、「返礼品+後日返し」か、のいずれかです。
 

<沖縄での葬儀(2)御香典返し>

(1)当日返し
[選択肢A]当日…5百円~千円相場の品
[選択肢B]当日…2千円~3千円相場の品

(2)返礼品+後日返し
・当日…5百円~千円相場の品
・四十九日後…ご挨拶状+御香典返し(2千円~3千円相場の品)

 
もともと昔ながらの沖縄の葬儀では、5百円~千円程度の御香典返しを当日返しで準備する風習がありましたが、これはそもそもの御香典相場が千円ほどと安かったためでしょう。

けれども現代の沖縄の葬儀では御香典も3千円~5千円、立場によっては1万円・3万円と1万円を超える御香典が増えたため、「当日返し」にも2つの選択肢が増えています。
 

現代沖縄ならではの「返礼品+後日返し」

全国的には当日返しの選択をした場合、四十九日法要後に改めて御香典返しを贈ることはありません。

また沖縄の葬儀で当日返しの相場に2つの選択があるのには、参列者の御香典相場による判断が大きいでしょう。

そこで近年の沖縄の葬儀のなかには、当日返しをしながら必要な人には四十九日法要後に改めて御香典返しを行う選択も増えています。
 

<沖縄での葬儀、当日返し+御香典返し>

(1)当日返し…5百円~千円相場の当日返し
(2)御香典返し…御香典が5千円以上だった人へ改めて御香典返しを贈る

 
…沖縄の葬儀で「当日返し+御香典返し」の方法を選ぶ場合にも、後日お返しを贈る時には四十九日法要後にご挨拶状を添えて贈ります。
 

当日返しで起きやすいトラブル

沖縄の葬儀ではもともと当日返しの風習がありますが、全国的には昔から、当日の返礼品に四十九日法要後の御香典返しの流れが定番です。

そのため沖縄の人々の間でトラブルはほとんどないものの、参列者に他県出身の人がいた場合など、しばしば「四十九日法要も終わったのに、挨拶も香典返しもない。」などの、クレーム(トラブル)も見受けます。
 

<沖縄での葬儀、注意点>

●そのため沖縄の葬儀であっても当日返しを選ぶ際には、会葬御礼に下記の内容を明記すると良いでしょう。
本日渡した品が御香典返しであること

 
以上の内容を明記した一文を加えることで、参列者の人々が皆、当日返しであることを理解し、誤解が生じにくくなります。
 

最後に

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で葬儀社と打ち合わせをする前に、ご遺族間で決めておきたい3つの事柄をお伝えしました。

他県とは違い、沖縄では信仰する寺院である菩提寺を持つ家もほとんどありませんから、まず沖縄では葬儀社探しや打ち合わせから入るでしょう。

沖縄では葬儀社さえ早々に決まれば、僧侶の手配から会場の設営、参列者への返礼品までさまざまに準備を進めてもらえるので、心強い存在です。

沖縄で葬儀社と打ち合わせさえ済めば、ご遺族が行うべき作業は遺影選び喪主の挨拶となります。

日ごろから沖縄での葬儀社の種類や特徴(どのような葬儀の形を得意としているかなど)を理解しておくと、いざという時にスムーズに選びやすいでしょう。
 

 
 

まとめ

葬儀で事前に決めたい3つの事柄とは

(1)規模の大きさ
・一般葬…参列者50名以上(80名~100名以上)
・告別式を執り行う場合
・家族葬…参列者50名以下

(2)ご遺体の搬送先
・自宅
・葬儀社の安置施設

(3)御香典返し
・当日返し
[選択肢A]当日…5百円~千円相場の品
[選択肢B]当日…2千円~3千円相場の品
・返礼品+後日返し

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Point.1

ご葬儀の不安がなくなります

お葬式は地域の風習によってやり方が違います。相談で不安や悩みの解決策が見つかりますので、ご都合のつく時に相談に訪れることをおススメします。

Point.2

葬儀費用がわかります

葬儀費用は相談内容や葬儀社によって変わります。後悔しないために複数の葬儀社でお見積りを取ることをおススメします。

Point.3

ご希望のお葬式ができます

相談される方のご希望のお葬式に添えるように、下準備も含めて事前にご相談ください。

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