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お葬儀の豆知識

2023/05/01

法事で案内される「平服」とは?喪服との違い、何を着ればいい?注意点を解説

法事で案内される「平服」とは?喪服との違い、何を着ればいい?注意点を解説
・「平服」とは?
・納骨式や年忌法要は平服でいいの?
・平服と喪服の違いは?

納骨式や年忌法要などの法事では、案内に「平服」指定も多いですよね。
また、お通夜や葬儀は喪服でも、納骨式や年忌法要の服装は「平服」になるのか…、迷う人もいるでしょう。

本記事を読むことで、法事に平服で参列する時のマナーや、納骨式や年忌法要など、喪服か平服かの判断基準が分かります。
 

「平服」とは

平服と喪服の違いとは?
◇弔事における「平服」とは、準喪服をカジュアルダウンした「略喪服」です

「略喪服」とは、一般参列者が葬儀で着用する喪服「準喪服」をカジュアルダウンした普段着ですので、ブラックスーツやブラックタイである必要はありません。

弔事における平服を理解するには、喪服の格式3段階を理解すると良いでしょう。
 

<弔事における「平服」とは>
[喪服の種類] [格式] [ケース]
・正喪服 最も高い 喪主・ご遺族
・準喪服 正喪服に準ずる 一般参列者
・略喪服(平服) 準喪服をカジュアルダウン 通夜・三回忌以降

 
結婚式など慶事における「平服」は、「礼服でなくても良い」を差しますが、弔事で平服指定があった場合、喪服である準喪服をカジュアルダウンした服装です。
 

平服と喪服の違いとは?

平服と喪服の違いとは?
◇平服では、落ち着いた色合いと服装で整えるものの、ブラックスーツで揃える必要はありません

通夜や葬儀では、故人と近しい人から「格式」の違いがありますので、案内ハガキで平服指定があれば、平服で参列すると良いでしょう。

下記より、正喪服・準喪服・略喪服(平服)、それぞれの大まかな服装をご紹介します。
 

<喪服・準喪服・平服の違い>
[喪服の種類] [男性] [女性]
・正喪服 ・モーニング
・紋付羽織袴
・ブラックフォーマル
・染め抜き五つ紋黒喪服
・準喪服 ・ブラックスーツ ・ブラックフォーマル
・略喪服(平服) ・濃紺、グレー、黒などのスーツ ・深緑やグレーのアンサンブルなど

 
弔事の場合、ブラックである必要はありませんが、濃紺やダークグレーなど、落ち着いた暗い色目でまとめます。
鞄や靴下、アクセサリーや小物などは、準喪服のマナーに準じると良いでしょう。
 

男性が平服で参列するマナーとは

自宅へ弔問する時の服装は?
◇男性が平服で弔事に参列する時は、ダークカラーのスーツが一般的です

男性が平服で参列する弔事は、七回忌・十三回忌など年忌が経った年忌法要や、お通夜があります。

ただ、近年では規模の小さな家族葬も増え、葬儀の案内をする訃報ハガキで「当日は平服でお越しください」など、平服指定の葬儀も見られるようになりました。
 

<男性が平服で参列するマナー>
●スーツ
・ブラック
・ダークグレー
・濃紺
※柄のないスーツ

●ネクタイとYシャツ
・柄のないシンプルな白シャツ
・地味な色で無地のネクタイ

●小物
・黒やグレーなどの靴下
・飾りのないフラットな革靴
・派手な時計などは避ける

 
役所など、畏まった職場に勤める男性であれば、普段のビジネススタイルと同じ出で立ちでも問題はないでしょう。

小物は喪服に準じて黒で揃えると良いですが、濃紺やダークグレーなど、落ち着いた暗い色目のベルトや靴下などでも構いません。
 

女性が平服で参列するマナーとは

女性が平服で参列するマナーとは
◇濃紺やダークグレーなど、落ち着いた暗い色目のお出掛け着です

準喪服で揃えず、濃紺やダークグレーのアンサンブルやツーピース、ワンピースなどが多い傾向で、柄のない無地で揃えます。
 

<女性が平服で参列するマナー>
●スーツ
[色]暗い色目
・ダークグレー
・濃紺
・ブラウン

[種類]
・ワンピース
・アンサンブル
・パンツスーツ
※無地

●シャツ
・白いワイシャツやブラウス
・黒や濃紺のワイシャツやブラウス

●小物
・肌色のストッキング
・基本は黒で揃える
・パールの一連ネックレス
・パールのシンプルなイヤリング
・3cm以下のヒール

 
アクセサリーはパール以外は身に付けず、小物も極力控えて、髪留めなどは最もシンプルで地味なものを選びます。

靴もヒールが低く、光沢のないマットなフラットシューズが良いでしょう。
少し格上げしたリクルートスーツのイメージです。
 

子どもが平服で参列するマナーとは

子どもが平服で参列するマナーとは
◇落ち着いた暗い色目で整えた、地味なお出掛け着が目安です

学校の式服で整えても良いでしょう。
フリルや柄、光沢のあるボタンが付いていない、シンプルで落ち着いたお出掛け着を選びます。
 

<子どもが平服で参列するマナー>
●男の子
・黒や濃紺、ダークグレーのジャケット
・白シャツ
・無地

●女の子
・無地でシンプルなワンピースなど
・黒や濃紺、ダークグレーのボレロなど
・無地

 
就学後の子どもで制服がある場合、葬儀へ参列する際に制服を着せますが、正確には、制服は「平服」ではなく準喪服に近い正装です。

ただ一般的に平服指定の弔事でも制服で参列する子どもは多いので、適切な服装がなければ着せても問題はありません。
 

納骨式は喪服?平服?

納骨式は喪服?平服?
◇納骨式の服装が喪服か平服かは、納骨式のタイミングで異なります

基本的に故人の霊がまだ成仏せず、冥土の道を辿る時期とされる四十九日の忌中までは、どの法要でも喪服での参加が良いでしょう。

一般的に成仏していない故人の霊「御霊前」では、喪服着用がマナーとされるためです。
 

<納骨式は喪服?平服?>
[納骨式のタイミング] [呼び方] [服装]
・四十九日の忌中まで ・御霊前 ・喪服着用
・四十九日の後 ・御仏前 ・平服着用

 
納骨式のご案内ハガキに平服の指定があれば、もちろん平服での参加です。
またお墓に納骨するため、平服を希望する事情があれば、施主へ相談します。

沖縄では個人墓地も多いため、しばしば辺境にある墓地に納骨する場合などでは、足元はスニーカーで参列する人も少なくありません。
 

年忌法要はいつから平服?

年忌法要はいつから平服?
◇一般的に、三回忌まで喪服での参列者が多いです

お通夜や葬儀以降の法要では、一般的に三回忌までが準喪服で参列し、三回忌以降から平服で参列する人が多いでしょう。

一方で、年忌法要を終わりとし、以降の供養を行わない「弔い上げ」になると、喪服で参列する判断が増えます。

不安があれば施主に確認し、施主よりも格式が上がらないよう、服装を整えると良いでしょう。
 

年忌法要の香典相場

◇年忌法要では、香典相場も三回忌以降で低くなります

沖縄の香典相場は、昔から全国的なものよりも低い傾向ですが、近年では那覇市などの都心部を中心に、全国的な基準に倣った香典相場が増えました。
 

<年忌法要の香典相場>
●一周忌までの香典相場
[会食あり]
・全国の相場…約1万円~3万円
・沖縄の相場…約3千円~5千円

[会食なし]
・全国の相場…約5千円~1万円
・沖縄の相場…約1千円~3千円

●三回忌までの香典相場
[会食あり]
・全国の相場…約1万円~2万円
・沖縄の相場…約3千円~5千円

[会食なし]
・全国の相場…約5千円~1万円
・沖縄の相場…約1千円~3千円

 
近年では2万円の香典も増えましたが、陰の数字とされる偶数は香典の数字として避けられてきたため、三回忌前後でそれほど変わらない印象があるかもしれません。
 

平服で参列する時の注意点

平服で参列する時の注意点
◇平服は礼服でなくても良いものの、カジュアルではありません

平服指定の場合、カジュアル過ぎても、畏まりすぎても良くないため、周囲とのバランスが注意点です。

「分からないから」と礼服で整えてしまうと、故人と最も近しい施主よりも格式の高い服装で参列することになってしまいます。
 

<平服で参列する注意点>
・ブラックフォーマルではない
・小物マナーは喪服に準ずる
・無地のスーツを選ぶ
・派手、華美なアクセサリーは避ける
・光沢のある素材を避ける

 
また、弔事で手伝いをする立場であれば、エプロンやスリッパなども持参することになりますが、これらも喪服マナーに倣い、無地の黒で整えると良いでしょう。
 
 

弔事の「平服」は略喪服です

弔事の「平服」は略喪服です
一般的に平服は普段の服装を差しますが、弔事における平服とは、落ち着いた暗い色目、無地のスーツで整える「略喪服」となります。
派手にならずシンプルなお出掛け着で整えると良いでしょう。

また昔はお通夜も平服で参列しましたが、現代では自宅ではなく、斎場で執り行うお通夜も増えました。

斎場で執り行う現代のお通夜では、お通夜か葬儀、いずれかのみに行く参列者も多いため、喪服での参列者が多い傾向です。

本記事を参考にしながら、平服でもマナーのある服装で参列してください。
 

沖縄のかりゆし喪服については、下記コラムをご参照ください。
沖縄の葬儀は、喪服がかりゆしウェアーでも良い?夏場の葬儀に参列する5つの服装マナー

 
 

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