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お葬儀の豆知識

2022/09/13

【沖縄の葬儀】通夜で行う喪主挨拶のタイミング。把握したい6つの機会

【沖縄の葬儀】通夜で行う喪主挨拶のタイミング。把握したい6つの機会
沖縄で喪主が通夜の日に気遣う事柄は、喪主挨拶ですよね。
家族が亡くなると訃報の知らせやご遺体の搬送、葬儀社との打ち合わせまでバタバタします。

けれども葬儀社スタッフに任せることができれば、沖縄では通夜当日の喪主は、喪主挨拶の他、世話役やお手伝いをしてくださる人々、参列客を迎えるご挨拶が、メインの仕事になるでしょう。

いつ、どのようなタイミングでどのような挨拶を行うのか、把握しておきたいですよね。
今回は、沖縄の通夜で行う喪主挨拶について、6つのタイミングと喪主が伝える挨拶の一例をお伝えします。
 

沖縄の通夜で喪主挨拶のタイミング

沖縄の通夜で喪主挨拶のタイミング
沖縄の通夜で喪主が挨拶をするタイミングは、下記の6つの機会です。
参列客の多い、以前の沖縄の一般葬の場合、参列客はお焼香を済ませるのみで帰宅する形式が多くありました。

けれども近年では本州からの移住者も増え、50名以下の参列客による規模の小さい通夜や葬儀では、沖縄でも通夜ぶるまいに伴い喪主挨拶を行うものも増えています。
 

<沖縄の通夜、喪主挨拶のタイミング>
(1)世話役・お手伝いの人々を迎える
(2)僧侶を迎える
(3)参列者を迎える
(4)通夜終了の喪主挨拶
(5)通夜ぶるまい開始の喪主挨拶
(6)通夜ぶるまい終了の喪主挨拶

 
参列者を前にして行う場合、沖縄でも喪主挨拶は事前に準備をして行うものも多いです。
それぞれ例文をご紹介しますので、参考にしてください。
 

(1)世話役・お手伝いの人々を迎える

葬儀社がサポートする現代の沖縄でも、世話役を依頼する通夜も多く、この場合は喪主が挨拶をしてお出迎えします。
もちろん、お手伝いの人々をお願いした場合には、感謝を込めてお迎えをしてください。
 

<沖縄の通夜、喪主挨拶。世話役へ>
喪主の○○○○(名前)でございます。
この度は御世話になります。
何分初めてのことで行き届かないこともありますが、どうぞよろしくお願いいたします。」

 
葬儀社スタッフの他に、お手伝いや世話役をお願いする場合には、「心づけ」「」などとして、いくらかお金を包んで最後にお渡しすると良いでしょう。

包む金額の目安としては約千円~3千円ほど、世話役とお手伝いさんの関係性によっては、世話役の人へまとめてお渡しし、皆に配っていただきます。
 

(2)僧侶を迎える

僧侶を迎えるタイミングでも、沖縄のお通夜では喪主が迎え挨拶をします。
僧侶の控室をご用意しますので、喪主のご挨拶とともに控室へご案内をしてください。
 

<沖縄の通夜、喪主挨拶。僧侶へ>
「この度はご多用のところ、足をお運びくださり誠にありがとうございます。
本日は初めてで至らぬことが多いかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
控室はこちらでございます。」

 
控室にはお茶など飲み物と、和菓子などおもてなしを、お手拭きなどとともにご用意してください。
 

(3)参列者を迎える

昔ながらの沖縄の葬儀は100名を超える規模の大きな一般葬が多いですが、沖縄のお通夜は参列客が少ないものも少なくありません。
参列客が少ない沖縄の通夜では、喪主が感謝を込めて迎える様子を見受けます。

また沖縄の葬儀でも、近年は50名以下の小規模葬が増えました。
喪主が対応できるようであれば、参列者をお迎えできると丁寧です。
 

<沖縄の通夜、参列者へ>
「この度はご多用のところ、お参りいただき、誠にありがとうございます。」

 
沖縄ではお通夜や葬儀でのお迎えの喪主挨拶は、手短に済ませて構いません。
世間話をひとりひとり行うことはできませんし、参列者それぞれに偏ることのないよう、同じ長さでご挨拶すると良いでしょう。
 

(4)通夜終了の喪主挨拶

現代の沖縄では通夜の終了時に喪主挨拶を行うものも多くあります。
葬儀会館で行う沖縄の通夜の場合、喪主挨拶は祭壇前に立って行うものが多いでしょう。
 

<沖縄の通夜、終了時の喪主挨拶>
「本日はご多用のところ、妻のためにお集まりいただき、誠にありがとうございました。
故人○○○○の夫、○○○○(氏名)でございます。
おかげをもちまして、滞りなく通夜を終えることができました。

妻は2年前に発覚した大腸癌の悪化のため、2ヶ月ほど前から入院生活をしておりましたが、○○日に容態が急変し、昨日○○時○○分に息を引き取りました。
享年51歳でございました。

まだ長生きしてほしい想いはありますが、最期まで趣味を楽しみ家族を愛し、笑顔が多い、幸せな時間を過ごしていました。

ここに、故人○○の存命中のご厚情に対しまして、心より感謝を申し上げます。」

 
…このように沖縄では通夜終了時の喪主挨拶で、故人の最期の様子などをお伝えします。
そして翌日の葬儀・告別式のご案内をした後、感謝の言葉で締めてください。
 

法要後に通夜ぶるまいを振る舞う場合

沖縄でも法要後に通夜ぶるまいを行う事例が増えました。
この場合、沖縄では通夜終了の喪主挨拶のなかで、通夜ぶるまいのご案内をします。

別室にささやかながらお食事を用意しました。
お時間が許せばぜひ、お召いただければと存じます。
妻(故人)の在りし日の思い出など、お聞かせください。」

…などと添え、別室へご案内します。
 

葬儀・告別式のご案内

沖縄の通夜終了での喪主挨拶では、最後に翌日の葬儀・告別式のご案内も添えてください。

「なお、葬儀・告別式は明日午前11時より、この斎場で執り行います。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
本日は誠に、ありがとうございました。」

また、雨の日であれば「本日は雨が降っておりますので、足元にお気を付けてお帰りください。」などと添えると良いでしょう。
 

(5)通夜ぶるまい開始の喪主挨拶

葬儀会館を利用した現代の沖縄で行う通夜の場合、通夜ぶるまいがあれば喪主挨拶が始まりの合図として入ります。
 

<沖縄の通夜ぶるまい前の喪主挨拶>
「皆さま、本日はご多用のところ、妻のために足をお運びいただき、誠にありがとうございました。
笑顔が好きな妻でしたので、しめっぽくならずに思い出話とともにお過ごしください。
では、ささやかながら始めさせていただきます。
○○様、御献杯のご挨拶をお願いしてもよろしいでしょうか。」

 
…などと暗くならないよう一言添えて、献杯のご挨拶へと移ります。

昔ながらの自宅で行う沖縄の通夜では、参列客はお焼香の後、思い思いに帰宅したり、そのまま居間に残って振る舞いを受けていましたが、本州の人々も増え、開始と終了時間がハッキリとしてきました。
 

(6)通夜ぶるまい終了の喪主挨拶

昔ながらの沖縄の通夜では喪主挨拶が終了した後も、近しい親族が残り一晩中お線香をくべたものですが、現代の沖縄では葬儀会館を借りたお通夜が多いため、喪主挨拶を終えると終了の流れが一般的です。
 

<沖縄の通夜ぶるまい終了の喪主挨拶>
「皆さま、本日は心よりありがとうございました。
遠方の方もいらっしゃることでしょう。
本日はこのあたりで終了とさせていただきます。

なお、明日の葬儀・告別式は午前11時から、この斎場で行います。
ご都合がつきましたら、ご参列いただればと存じます。

どうぞ足元にお気を付けてご帰宅ください。
本日は誠にありがとうございました。」

 
通夜ぶるまいに参加しない人々も多いので、沖縄では通夜終了の喪主挨拶でも、翌日の葬儀・告別式のご案内をしますが、通夜ぶるまい終了時の喪主挨拶でも、再度ご案内を添えると良いでしょう。
 

※翌日、葬儀での喪主挨拶のタイミングは下記をご参照ください。
【沖縄の葬儀】葬儀・告別式の喪主挨拶。把握したい5つのタイミング

 

最後に

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の通夜で行う喪主挨拶を、具体的な例文とともにお伝えしました。
以上の例文をアレンジして、自分の気持ちを添えると良いでしょう。

ちなみに「お忙しい」「滑る」は忌み言葉になります。
そのため「お忙しいなかご参列いただきまして…」ではなく、「ご多用なところご参列いただきまして…」の方が適切です。

また「雨で足元が滑りやすく…」ではなく「雨で足元が濡れていますので、お気を付けて…」と言い換えてください。
 

※葬儀で注意をしたい忌み言葉に関しては、別記事をご参照ください。
【沖縄の葬儀マナー】忌み言葉に注意!意識する6つの言葉と言い換えを解説

 

まとめ

通夜の喪主挨拶、6つのタイミング

(1)世話役・お手伝いの人々を迎える
(2)僧侶を迎える
(3)参列者を迎える
(4)通夜終了の喪主挨拶
(5)通夜ぶるまい開始の喪主挨拶
(6)通夜ぶるまい終了の喪主挨拶

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