【公式】葬儀の拓商(たくしょう)|沖縄の葬儀・葬式・法事・家族葬を全てサポート

メニュー

お葬儀の豆知識

2023/10/15

葬儀受付を頼まれたらやり方は?利用できる5つの制度や対策とは?受付の挨拶文例も紹介

葬儀受付を頼まれたらやり方は?利用できる5つの制度や対策とは?受付の挨拶文例も紹介
・葬儀受付を頼まれたら?
・葬儀受付をする手順は?
・葬儀受付マナーは?
・葬儀受付での挨拶文例は?

葬儀受付を頼まれたら、海外出張や病気など、どうにもならない事情があれば断ることもありますが、基本的には引き受けるとされます。

ただ葬儀受付は香典などの金銭を扱ううえ、参列者にとって遺族の代表です。
準備から受付時の参列者への対応まで、理解して手伝いたいですよね。

本記事を読むことで葬儀受付を頼まれた時の対応や準備、仕事内容や受付時に参列者へ対応する挨拶の文例が分かります。
 

葬儀受付の役割とは?

(1)葬儀社からの引き継ぎ
◇葬儀受付の役割とは、参列者をお出迎えする喪主やご遺族の顔です

葬儀受付の役割とは、参列者を迎える受付において、喪主やご遺族の顔として、参列者を迎え入れる大切な役割を担います。
参列者にとっては、葬儀会場に来て最初に見る人であり、葬儀を印象付ける大切な役割です。
 

<葬儀受付の役割とは?>
●葬儀受付の業務内容
[葬儀前] ・お辞儀(ご挨拶)
・記帳のお願い
・香典の受け取り
・香典の処理や管理
・供物や電報の受け取り
[葬儀後] ・会葬礼状のお渡し
・会葬品のお渡し

 
葬儀受付は一般的に喪主が選び、本人に依頼をするでしょう。
葬儀受付はお辞儀や対応の仕方など、マナーを心得て、香典を適切に管理できる責任感が求められます。
 

葬儀受付は誰がなる?

◇葬儀受付は一般的に、喪主の知人友人などが複数人で行います

葬儀受付係の決定には、特に決まりはありません。
けれどもご遺族は葬儀の最中、参列者への対応や準備で慌ただしくなるため、喪主やご遺族となる直系家族、親族以外が選ばれます。

また葬儀受付は香典などの金銭を扱ううえ、さまざまな業務を担当するでしょう。
そのため、1人で行うことはありません。
 

<葬儀受付は誰がなる?>
①一般葬
(規模が大きい)
・孫(孫の家族)
・いとこ
・喪主の知人友人
・故人の会社関係者
・隣組(地域の人々)
②家族葬
(規模が小さい)
・孫(孫の家族)
・いとこ
・喪主の友人知人
・故人と生前に親しかった人

 
基本として葬儀受付は2名以上が任され、受付場所も2ヶ所に設置します。
大規模な一般葬になると、約5人ほどで対応する葬儀が多いでしょう。

受付係は金品の管理や弔問客への丁寧な対応が求められるため、信頼性の高い方にお願いすることをおすすめします。
 

 

葬儀受付を頼まれたら?

◇葬儀受付の役割を打診されたら、基本的に引き受けます

冠婚葬祭のなかでも故人を亡くしてすぐの通夜や葬儀の手伝いは、相手との今後の関係性に関わるタイミングです。
喪主としても、引き受けてくれることを前提に打診していることでしょう。

そのため入院をしていたり海外在住など、どうにもならない事情でなければ、でき得る限り引き受けます
 

<葬儀受付を頼まれた時の返答>
[引き受ける]
「この度はお悔やみ申し上げます。 私でお手伝いできることがあれば、受付を努めさせていただきます」
[断る]
「このたびは、お悔やみ申し上げます。
お伺いしたいのですが、やむを得ない事情がございまして、どうしてもお伺いすることができません。
申し訳ございません。
○○さまのご冥福をお祈り申し上げております。」

 
どうしても断らなければならない時には、早々にお断りの連絡をします。
マナーとして理由は曖昧な表現でぼかしますが、断ることで関係性が悪くなりそうな相手には、どうにもならない事情に少し触れても良いでしょう。

この時も、喪主が他の人に葬儀受付をすぐ依頼できるよう、はっきりとお断りすべきです。
 

葬儀受付をする手順は?

葬儀受付をする手順は?
◇葬儀受付係は開始時刻の約1時間前には、葬儀会場にいましょう

葬儀受付は一般的に葬儀開始の30分前から行われます。
そのため葬儀開始30分前に備えて、打ち合わせや備品確認を行うため、少なくとも約1時間前には到着しましょう。

打ち合わせでは下記の項目を確認した後、複数の葬儀受付係の間で役割分担をすると、作業がスムーズです。
 

<葬儀受付の準備>
●集合 (1時間~1時間半前までに)
●受付手順の確認
①受付での流れ ・記帳~返礼品のお渡しまで
②記帳方法
③返礼品の確認 ・内容
・数量
・お渡し方法
④返礼品の対応 ・連名の香典
「返礼品はいらない」と言われた場合
…など
⑤香典について [集計の行い方はどちらか]
・封を開けて集計
・封を開けずに預かりのみ
⑥備品確認 ・筆記具
芳名帳(記帳カード)
・香典盆
・名刺受け
返礼品
覚書用メモ
…など
⑦葬儀会場の場所確認 ・式場
・待合室
・トイレ
・喫煙所
・自動販売機
…など

 
また香典辞退の葬儀だった場合には、供花や供物への対応、また参列者から「香典を渡したい」と言われた時の対応なども確認します。

この他、未就学児や高齢の参列者が予想される場合、施主側で控室などの対策を取っているかもしれません。

葬儀会場の場所と同様、スムーズにご案内できるよう、喪主の意向を確認しておくと良いでしょう。
 

葬儀受付の服装は?

◇服装は遺族側として、準喪服で整えます

葬儀受付での服装は準喪服です。
特に葬儀受付では手元が参列者に常に見られていますので、派手なネイルを避け、指輪は結婚指輪のみにしましょう。
 

<葬儀受付の服装>
[男性] ブラックスーツ
・黒ネクタイ
・白シャツ
・靴は光沢のないシンプルでデザイン
・アクセサリーは基本付けない
(結婚指輪のみ)
[女性] 黒のアンサンブル
(ワンピースなど)
・ストッキングは透ける黒
(光沢のないもの)
・光沢のない黒のパンプス
・ネイルやメイクは控えめ
・パールの一連ネックレス

 
基本的に清楚な服装で光沢や華美なものを避け、髪の毛は後ろにまとめて、邪魔にならないように整えます。
詳しくは下記コラムをご参照ください。
 

 

葬儀受付が始まったら?

◇葬儀の時の受付業務は、記帳の受付と香典の受け取りです

参列者が葬儀会場に到着したら、丁重にご挨拶をして芳名帳への記帳を促します。
その後、マナーに倣い香典を受け取り、会場や控室にご案内する流れです。

葬儀形式により喪主の意向があれば、葬儀受付時に返礼品をお渡しします。
 

<受付の流れ>
・参列者の記帳
・香典の受け取り
・式場または待合室へご案内

 
葬儀受付の業務は参列者が来なくなるまで続けられますので、返礼品の残り数を確認しておかなければなりません。
数が残り少なくなる頃に、良いタイミングで葬儀スタッフに伝えます。
 

葬儀受付業務が終了したら?

◇全ての参列者の焼香が終わり次第、交代で式場内に入ります

参列者が会場に入り葬儀が始まった後、順番で参列者の焼香が終わったら、葬儀受付係も会場に入り、焼香を行います。

また参列者が帰る時に返礼品をお渡しする場合、再び葬儀受付に戻り、参列者をお見送りしながら返礼品をお渡しするでしょう。
 

<返礼品を渡すタイミング>
[葬儀前] ・芳名帳に記帳案内
・香典の受け取り
・返礼品のお渡し
[葬儀後] ・受付時に引換券をお渡し
・葬儀後に返礼品をお渡し
[会計係へ引き継ぎ] ・香典を渡す
・芳名帳を渡す

 
引換券を使用する場合は、葬儀後に返礼品を手渡しする役割も割り振ります。

焼香では、読経の時間が決まっていることもあります。
順番が来たら作業中でも手を止め、葬儀スタッフの指示に従って迅速に焼香を行いましょう。
 

葬儀受付マナーは?

葬儀受付マナーは?
◇葬儀ですので笑顔や談笑は控えながら、丁寧な対応を心がけます

日ごろは笑顔は何よりのおもてなしですが、お通夜や葬儀の席では大きな笑顔や談笑を避け、落ち着いた対応を心がけます。

基本的に香典や返礼品など、物を扱う時には両手を使い、芳名帳や会場内は、指差しではなく手の平でご案内します。
 

<葬儀受付のマナー>
[参列者への対応マナー] 笑顔や談笑は控える
立ってお迎えする
・丁寧な言葉
・丁寧なお辞儀と態度
[声の調子] 落ち着いた口調
・男性は少し高めに
・女性は少し低めに
●高齢の参列者へのご案内
はっきりと伝える
・少し大きめの声
[両手で対応する] ・香典の受け取り
・引換券、返礼品のお渡し
[携帯電話マナー]
・電源を切る
マナーモードにする

 
葬儀受付では喪主や葬儀スタッフと電話でやり取りをするケースもあるかもしれませんが、その場合にもマナーモードを心がけましょう。

また片手で行うと、不作法で乱暴な印象を与えかねませんので、ご注意ください。
 

葬儀受付での挨拶は?

◇香典を受け取る時には、「お預かりいたします」が良いでしょう

葬儀受付は遺族の代表として参列者へ対応しますが、香典を受け取るのは喪主なので、「頂戴します」よりも「お預かりします」と受け取ると良いです。

また「お足元が悪いなか」「お待たせして申し訳ありませんでした」「恐れ入りますが」など、状況に合わせた言葉を添えます。
 

<葬儀受付のマナー>
[お迎え時]
「(お足元の悪いなか)お越しくださりありがとうございます。」
「ご会葬ありがとうございます。」
[記帳のご案内]
「恐れ入ります、こちらにお名前、ご住所のご記帳をお願いいたします。」
「お名前とご住所を、ご記入いただけますでしょうか。」
[引換券のお渡し]
「こちらは引換券となります。
お帰りでは、あちらの引換所でお礼の品と交換をお願いいたします。」
[香典辞退の場合]
「申し訳ありません。
ご遺族の意向により御香典は辞退申し上げております。
お気持ちだけありがたく頂戴いたします」
[お見送り]
「ご会葬ありがとうございました。お気を付けてお帰り下さいませ。」

 
また参列者に対しては遺族側として、お悔やみの言葉には「恐れ入ります」「痛み入ります」「ありがとうございます」などの言葉で返答します。

一方、喪主やご遺族にはお悔やみの言葉を述べましょう。
ご愁傷様でございます」「お悔やみ申し上げます」などです。

また葬儀の席では縁起の悪い忌み言葉は避けるよう、事前に確認しておきましょう。
 

 

まとめ:葬儀受付は複数人で行います

まとめ:香典の渡し方は、相手へ向きを整えます
葬儀受付はお金を包んだ香典の受け取りが生じますので、規模が小さい家族葬などでも、後々のトラブルを避けるため、必ず複数人で担当します。

また葬儀にもよりますが、葬儀受付係は受け取った香典を会計係へ渡す際、預かった状態のまま渡すケースの他、一度香典の封を開ける作業が伴うこともあるでしょう。

香典の封を開けて「○○○○(参列者の氏名)、○○○○円(香典金額)」と記載し集計するためです。

葬儀受付で香典の封を開ける作業が伴うケースでは、一般的に「受付控室」が設けられますので、しっかりと扉を閉めて、トラブルを防ぎましょう。
 

お葬式っていざどうすればいいの?
いくらかかる?

創業50年の経験を活かし、
お葬式の不安・疑問に
お答えします

Point.1

ご葬儀の不安がなくなります

お葬式は地域の風習によってやり方が違います。相談で不安や悩みの解決策が見つかりますので、ご都合のつく時に相談に訪れることをおススメします。

Point.2

葬儀費用がわかります

葬儀費用は相談内容や葬儀社によって変わります。後悔しないために複数の葬儀社でお見積りを取ることをおススメします。

Point.3

ご希望のお葬式ができます

相談される方のご希望のお葬式に添えるように、下準備も含めて事前にご相談ください。

365日24時間相談スタッフが常駐中!
ご相談は無料です。

お気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら

直接ご来店
アクセスマップ
電話で問い合わせる

年中無休24時間いつでも対応

0120-88-2204

メールで問い合わせる
お問い合わせフォームへ

加盟団体