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お葬儀の豆知識

2023/05/08

納骨式のお布施とは?包む金額相場や表書き、包み方や渡すタイミングを解説!

納骨式のお布施とは?包む金額相場や表書き、包み方や渡すタイミングを解説!
・納骨式のお布施の金額相場は?
・納骨式のお布施の表書きは?
・納骨式のお布施はいつ渡す?

納骨式とは故人の遺骨をお墓や納骨堂などに納める、ご遺族にとっては大きな節目の式です。一般的には僧侶へ読経供養を依頼しますよね。

本記事を読むことで、納骨式のお布施相場や表書き、僧侶へ渡すタイミングやマナーが分かります。納骨式で失礼なくお布施をお渡しできるよう、どうぞ最後までお読みください。
 

納骨式のお布施の金額相場は?

納骨式のお布施の金額相場は?
◇納骨式にお渡しするお布施の相場は、約3万円~5万円ほどです

ただし納骨式に伴いお墓の開眼供養を行う場合、「納骨式+開眼供養」のお布施をひとつにまとめて包みます。

「開眼供養」とは、お墓など新しく建てた祭祀財産に魂を込める「魂入れ」の儀式です。現代では沖縄でも、一般的に読経供養による開眼供養を行います。
 

<納骨式のお布施:金額相場は?>
・納骨式のみ…約3万円~5万円ほど
・納骨式+開眼供養…約5万円~10万円ほど
・納骨式+他の法要…約5万円~10万円ほど
・他の法要+納骨式+開眼供養…約5万円~15万円ほど

 
また納骨式は葬儀や四十九日法要など、他の法要と併せたものも少なくありませんが、このような場合も、ひとつの香典に複数回分のお布施金額をまとめると良いでしょう。
 

●開眼供養や他の法要と併せる場合、1回の読経供養に付き、約1.5倍~2倍を包みます

 
例えば約3万円を納骨式の香典とする場合、他の法要を併せて行うならば、約1.5倍~2倍として、香典金額は約4万5千円~6万円となります。

ただ弔事において偶数は陰数なので、偶数や忌み数字を避けて5万円や7万円を包む家が多いです。詳しくは下記より解説します。
 

納骨式で包むお布施の数字マナー

納骨式で包むお布施の数字マナー
◇弔事では偶数の数字や、忌み数字を避けます

開眼供養や他の法要と併せて納骨式のお布施や香典を包む時、単純に1.5倍~2倍で計算しますよね。

この時、一般的な5千円・1万円・3万円・5万円などの数字ではないことも多いですが、この時に注意をしたいことが、偶数数字や忌み数字です。
 

偶数を避ける

◇割り切れる偶数は「陰数」とされ、避けたい数字です

2万円・6万円などの偶数は「割り切れる数字=切れる」として、慶事でも弔事でもできるだけ避けたい数字とされます。
古来に中国の陰陽思想が日本に伝来しました。
 

・偶数=陰数
・奇数=陽数

 
このようなことから、慶事や弔事で包む祝儀や香典では、できるだけ偶数を避けた数字です。
 

※ただし、近年では夫婦で包む香典などで2万円を包む人が増え、2万円に関しては、現代では若い世代を中心に、許容範囲とされつつあります。

 

忌み数字を避ける

◇「4=死」「9=苦」として、4と9は忌まれる数字です

慶事・弔事変わりなく、4・9は不吉な数字として忌まれています。

納骨式のお布施のみならず、通夜や葬儀で連名で包む香典などでも、偶数は許容範囲ではあっても、4・9は避けられる傾向ですので注意をしてください。
 

納骨式のお布施の表書きは?

納骨式のお布施の表書きは?
◇納骨式のお布施は、白い厚手の封筒に「お布施」です

納骨式に限らずお布施は香典とは違い、故人に供えるお金ではありません。

「お布施」とは、僧侶・引いては寺院や宗派に対して奉仕するお金で、お金を施す「財施(ざいせ)」と呼ばれる、仏道へ進む修行としてお渡しします。

そのためお布施の表書きや包み方は、香典とは全く異なると考えてください。
 

<納骨式のお布施の表書き>
・仏教…「お布施」「御布施」
・神道…「御祭祀料」「御玉串料」「御初穂料」

 
沖縄の納骨式は葬儀の後に行うものも多いですよね。
お通夜や葬儀など、故人が亡くなってまだ間もない時に包む香典は、表書きを黒墨ではなく「涙で濡れた」薄墨を用います。

けれども葬儀後の納骨式であっても、お布施に関しては黒墨で表書きを書きますので、この点もご注意ください。
 

お布施は厚手の白封筒

◇地域性もありますが、基本として厚手の白封筒に包みます

大阪の近畿地方など、地域によって白と黒の不祝儀袋や、黄色と白の袋に包むマナーもありますが、全国的に厚手の白封筒で包めば失礼にはなりません
 

<納骨式のお布施:厚手の白封筒>
●中に紫などの袋が入った「二重封筒」は、不幸が重なるとして避けますが、中のお札が映っては失礼なので、厚手の白封筒がベストです。

 
表書きは「お布施」、裏側の右上に金額、左下に住所と氏名を記します。
家として包む場合は、氏のみの記載でも構いません。
 

※お布施の包み方について、詳しくは下記コラムをご参照ください。
【沖縄の葬儀マナー】お布施の包み方と渡し方、施主が押さえる5つのマナー

 

納骨式のお布施はいつ渡す?

納骨式のお布施はいつ渡す?
◇納骨式のお布施は、式当日に僧侶控室でお渡しすることが多いです

現代では一般的に、納骨式当日にお布施をお渡しします。
式が始まる前、施主が僧侶の控室を訪れ、お渡しする流れが多いでしょう。

ただ充分な時間がなかったり、僧侶のなかには「お布施は読経供養の料金ではない」として、納骨式当日にお布施を渡すことを嫌がることもあります。
この場合には、後日改めて寺院を訪れ、お布施をお渡しする流れです。
 

<納骨式のお布施の渡し方>
[タイミングと場所]
・納骨式当日
・納骨式の前、僧侶の控室でお渡しする
・時間が無ければ、立渡しでも良い

[渡し方]
・袱紗(ふくさ)か切手盆に乗せて渡す
・御車代や御膳代は別の封筒に包む
・机などを跨がず、手渡しする
・両手を添えてお渡しする
・持ち歩きは袱紗(ふくさ)に包む

 
袱紗(ふくさ)とは、香典やお祝儀、お布施などを持ち歩くための袋です。
現代では百円均一でも販売しているので、お布施は裸で持ち歩かず、袱紗(ふくさ)に包んで持ち運びましょう。

また「御車代(おくるまだい)」は僧侶への交通費、「御膳代(ごぜんだい)」は僧侶がお断りされた場合の会食の代金です。
 

※お布施の渡し方マナーについては、下記コラムにより詳しく解説しています。
【沖縄の葬儀マナー】お布施の包み方と渡し方、施主が押さえる5つのマナー

 

法要と納骨式が同時のお布施はいつ渡す?

◇四十九日など、他の法要と併せて行う納骨式では、お布施は法要の前後でお渡しするタイミングが多いです

納骨式は僧侶の手配や参列者の二度手間を防ぐため、四十九日法要や一周忌(一年忌)など、他の法要の後で行う家が多いですよね。
このような場合、お布施は法要と納骨式を合わせた金額を包みます。
 

<他の法要と併せた納骨式の香典>
●法要と納骨式を併せた金額を、ひとつの袋に包む
・法要の前、僧侶へ挨拶のタイミングで渡す
・法要の後、僧侶へお礼のタイミングで渡す

 
沖縄の納骨式は、葬儀社に手配や進行を依頼していることも多いです。
このような場合は、葬儀社スタッフの指示に従うと良いでしょう。
なかには葬儀社への支払いにお布施が含まれることもあります。
 

納骨式のお布施を渡す時に添える言葉は?

納骨式のお布施を渡す時に添える言葉は?
納骨式のお布施は、基本として当日の朝、僧侶の控室でご挨拶をする時にお渡ししますが、その他のタイミングでお渡しすることもあるでしょう。
 

(1)納骨式や法要の前にお渡しする
「本日はご足労いただきありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。」

(2)納骨式や法要の打ち合わせでお渡しする
「この度はお世話になります、どうぞよろしくお願いいたします。」

(3)納骨式や法要を終えた後にお渡しする
「本日は心のこもった読経供養をありがとうございました、お陰様で故人も喜んでいたとおもいます。どうぞお納めください。」

 
当日は慌ただしくなるため、簡単にひと言添えてお渡しすると良いでしょう。
言葉よりもしっかりと両手でお布施を扱うこと、しっかりとお辞儀をすること、などが大切です。
 

僧侶へのお菓子の出し方

◇控室へご案内したら、僧侶へお菓子とお茶をお渡しします

お菓子やお茶は例えば大福・まんじゅう・羊羹・最中・焼き菓子などが一般的です。沖縄では持ち帰りできるよう、個包装されたお菓子なども良いでしょう。
 

<僧侶へのお菓子の出し方>
●僧侶から見て、右側から下記のように並べます。
・おしぼり
・お茶
・お菓子

 
お菓子の出し方もおしぼり→お茶→お菓子の順番で出し、前に出したものを袖が通過する「袖超し(そでごし)」を避けてお渡しすると良いでしょう。
 

納骨式のお布施は香典とは性質が違います

納骨式のお布施は香典とは性質が違います
納骨式のお布施は、現代では読経供養のお礼として、もともとは仏教の修行のひとつとして行います。

そのため葬儀後に行う納骨式であっても、香典とは包み方や渡し方が異なることを理解し、お布施の包み方・渡し方マナーに倣い用意をしてください。

特定の寺院を代々家で信仰する「檀家制度」のない沖縄では、僧侶の手配も戸惑う家があるかもしれません。

葬祭業や納骨先の霊園や施設、仏壇仏具店などへ相談したり、近隣の寺院で相談するのも良いでしょう。近年ではネットで「僧侶派遣」サイトも見受けます。
 

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Point.1

ご葬儀の不安がなくなります

お葬式は地域の風習によってやり方が違います。相談で不安や悩みの解決策が見つかりますので、ご都合のつく時に相談に訪れることをおススメします。

Point.2

葬儀費用がわかります

葬儀費用は相談内容や葬儀社によって変わります。後悔しないために複数の葬儀社でお見積りを取ることをおススメします。

Point.3

ご希望のお葬式ができます

相談される方のご希望のお葬式に添えるように、下準備も含めて事前にご相談ください。

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